眉カラーについて

今回のテーマは眉カラーについて。

以前、別のブログでも投稿して、多くの方に読んでいただいた内容です。

僕の代表作(笑)、こちらでも紹介したいと思います。


まず、最初にお伝えしなければならないことは、imaiiでは、眉カラーを行っていないということです。

その理由は、当店で扱っているヘアカラー剤はすべて頭髪を対象としたものであり、眉毛用ではないから。

ヘアカラーの専門家としての知識と経験から、万が一のリスクを考え、お断りさせて頂いております。

ご了承ください。


しかし、近年、多くの方がヘアカラーを楽しんでいるなか、髪の毛は明るいのに眉毛だけが真っ黒なのは違和感がある、眉毛がゴワゴワしてるのでもっと柔らかく見せたい。

そんな理由から、眉カラーをされる方が増えていますね。


そのような現状に対して、僕らカラリストが危惧していること。それは、


「眉カラーに伴う危険性を軽視してはいないか」


ということです。


今回読んでいただいている皆さんに一番伝えたいことは、眉カラーを上手に仕上げるテクニックでも、眉カラーをするメリットでもなく、


「眉カラーは危険が伴う施術」


ということです。では、何がどうして危険なのか。詳しく見ていきましょう。


人間の皮膚の厚さは、各部位によって異なりますが、表皮と真皮をあわせて約1.5mmです。

その中で、眉付近、特に瞼の皮膚の厚さはかなり薄く、約0.6mmしかありません。

眉毛の生えている部分の皮膚はそこまでではありませんが、それでも頭皮に比べればかなり薄くなっています。


現在、眉カラー専用の薬剤は日本にはありませんので、施術の際には頭髪用の薬剤、つまり通常ヘアカラーに用いる薬剤や、腕や足などを脱色するクリーム等を使用することになるでしょう。

この薬はあくまで毛髪や体の各部位の脱色用に作られたものであり、薬の強さもそれに合わせて作られています。


皆さんも、ヘアカラーをしていて頭皮に刺激を感じたことはありませんか?

これらの刺激物はそれぞれの部位の皮膚を対象にしているので、それより薄い眉付近の皮膚には刺激が強すぎることもあるのです。


「普段から定期的にやってるし、いつも大丈夫だから・・・」

という慢心が、かぶれなどの重度の皮膚炎症を引き起きてしまうことにもつながりかねません。

大げさではなく、その可能性があることを皆さんにはぜひ理解していただきたいです。


それでも、どうしても眉が黒いのは気になる・・・どうすれば・・・

そんな方のために、眉カラーに代わる方法を次回のブログで書かせていただきます。


最後に、眉カットしてもらった後のナイス眉毛の写真を!(何年前?!)

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imaii colorist 髙橋拓也

imaii × colorist × Takuya's Ownd

原宿・大宮・神戸にある美容室imaiiで、coloristをしています、高橋拓也です。 coloristとは、ヘアカラーの専門家、ヘアカラーのプロフェッショナルです。 こちらでは、僕のHair Color LIFEにまつわるあれこれを、ご紹介していきたいと思います。 遊びに来ていただければ嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いします。

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